週明け16日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.70ポイント（0.38％）高の3095.99ポイントと続伸している。
　中国経済対策の期待感が持続する流れ。金融当局は15日、1軒目住宅ローン金利の下限を引き下げると発表している。新築マンション販売のテコ入れを図る構えだ。国内の経済活動正常化も期待される。新型コロナウイルスの新規感染者数が徐々に減少する中、上海市政府は本日（16日）より、商業施設や学校などの再開を段階的に進めていく。
　主要銘柄の値上がり率は、中国国際航空（601111/SH）が3.7％、三一重工（600031/SH）が3.4％、上海韋爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が3.2％、上海世茂（600823/SH）が1.6％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.01ポイント（0.69％）高の292.54ポイント、深センB株指数が0.23ポイント（0.02％）安の1044.26ポイントで推移している。


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