18日の本土マーケットは、日本時間の午前10時44分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.76ポイント（0.18％）高の3220.81ポイントと3日続伸している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行（中央銀行）は17日、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を明らかにした。人民銀は週明け21日、銀行貸し出しの指標となる3月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」を発表する予定。コンセンサス予想は据え置きだが、一部では引き下げの期待も高まっている。このところの急ピッチな上昇を受け、戻り待ちの売りが先行したものの、下値は堅く、指数はほどなくプラスに転じた。
　主要銘柄の値上がり率は、上海復星医薬集団（600196/SH）が4.8％、中国石油天然気（601857/SH）が3.1％、中遠海運HD（601919/SH）が3.0％、中国神華能源（601088/SH）が2.9％、興業銀行（601166/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.05％）安の274.57ポイント、深センB株指数が10.11ポイント（0.97％）安の1034.14ポイントで推移している。


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