ハンセン指数 　 　 　　　　　20581.93 -135.31 -0.65％
中国本土株指数（旧H株指数） 7077.25 -43.93 -0.62％
レッドチップ指数 　　　　　　 3896.53 -0.23 -0.01％

　週明け23日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。新型コロナウイルス感染対策のマイナス面が改めて意識される流れ。感染者数が減少している上海市では22日から地下鉄運行を一部再開したが、首都北京市では行動制限が強化された。政府は「ゼロコロナ」政策を堅持しているだけに、全面的な経済活動正常化に時間がかかると不安視されている。また、ハンセン指数は先週末の上昇率が大きかったこともあり、売り圧力も意識された。
　個別では、瑞声科技HD（AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK）が4.2％安。四半期ごとに行っている指数構成銘柄の定期見直しで、ハンセン指数の構成銘柄から除外されたことを嫌気した（発効は6月13日）。
　ほか主要銘柄の値下がり率は、電能実業(パワー・アセッツ・ホールディングス：6/HK)が4.5％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が4.2％、李寧(リーニン：2331/HK)が2.7％、申洲国際集団HD(2313/HK)が2.7％など。


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