12日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.18ポイント（0.10％）安の3310.40ポイントと3日続落している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国各地などで新型コロナウイルス感染が再拡大し、行動制限など防疫措置が強化されていることを不安視している。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策に対する期待感が根強いほか、前日に公表された6月の金融統計で、人民元建て融資が予想以上に伸びたことなどが好感されている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国北方稀土（600111/SH）が3.2％、招商局能源運輸（601872/SH）が2.3％、上海復星医薬集団（600196/SH）が1.4％、上海宝信軟件（600845/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.65ポイント（0.21％）高の306.04ポイント、深センB株指数が3.28ポイント（0.27％）高の1207.18ポイントで推移している。


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