2日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比49.38ポイント（1.51％）安の3210.58ポイントと反落している。
　米中の緊張が警戒される流れ。ペロシ米下院議長は今夜にも台湾を訪問する見通しで、蔡英文総統と面会するとの観測も流れる中、台湾を自国の領土と見なしている中国側は猛反発している。米憲法によれば、下院議長は大統領継承順位で副大統領に次ぎ2位の要職。中国外交部の報道官は、議長が台湾を訪問することになれば、中国軍は「座視しない」と警告した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.3％、中国石油天然気（601857/SH）が1.9％、中国人寿保険（601628/SH）が1.8％、招商銀行（600036/SH）が1.8％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.21ポイント（1.05％）安の303.55ポイント、深センB株指数が9.11ポイント（0.71％）安の1265.67ポイントで推移している。


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