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2022/07/15 10:40

続落、ハンセンは155ポイント安 無料記事

ハンセン指数          20595.89 -155.32 -0.75%
中国本土株指数(旧H株指数) 7073.51 -52.44 -0.74%
レッドチップ指数        3753.08 -21.47 -0.57%

 15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。中国の不動産ローンを巡る不透明感が引き続き売り材料視される流れ。資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅に関し、物件購入者による集団ローン不払いが中国各地で続出しているなどと伝えられている。指標発表も気がかり。中国では本日の取引時間中に(日本時間午前11時ごろ)、6月の小売売上高や鉱工業生産、第2四半期のGDP成長率などがまとめて公表される予定だ。結果を見極めたいとするスタンスが強まっている。
 個別では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.6%安。2022年6月中間期の業績について、純利益が前年同期比45〜50%減となる見通しを発表した。また、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は4.0%安。7月初めに上海警察から大量の個人情報が流出した事件に関連し、「アリババ幹部は上海当局の取り調べを受けている」と報じられた。ほか、主要銘柄の値下がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が6.9%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が3.6%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が3.2%など。


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