29日の本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.77ポイント（0.11％）高の3286.35ポイントと続伸している。
　米金利低下が好感される流れ。米景気の悪化を背景に利上げ加速懸念が後退し、昨夜の米10年債利回りは急低下した。米ドル安が加速する中、新興国などからの資金流出懸念も薄らいでいる。ただ、上値は重い。中国本土では週末31日（日本時間10時ごろ）、7月の製造業PMI（国家統計局などが集計）が公表されるため、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、国電南瑞科技（600406/SH）が5.2％、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が5.1％、蒙古包鋼鋼聯（600010/SH）が4.1％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.6％、華能国際電力（600011/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.06ポイント（0.35％）高の307.46ポイント、深センB株指数が0.25ポイント（0.02％）安の1258.88ポイントで推移している。


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