ハンセン指数 　 　 　　　　　20999.82 -75.18 -0.36％
中国本土株指数（旧H株指数） 7342.11 -25.57 -0.35％
レッドチップ指数 　　　　　　 3680.03 -4.28 -0.12％

　週明け20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。世界景気の鈍化懸念がくすぶる流れ。米国や欧州が相次ぎ利上げに踏み切り、金融政策を引き締める中、「経済成長の下押し圧力が増す」との警戒感が強まっている。マカオで約8カ月ぶりに、新型コロナウイルスの域内感染者が確認されたことや、原油相場が急落したことも関連銘柄にとっての逆風となった。もっとも、下値を叩くような売りはみられていない。中国経済対策の期待感は根強く、指数は安寄り後、下げ幅を縮小させている。
　主要銘柄の値下がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が7.1％、網易(ネットイース：9999/HK)が6.3％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が5.0％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が4.8％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が3.8％など。


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