31日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.63ポイント（0.08％）安の3224.59ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。国内で新型コロナウイルス感染の新規感染者数が高止まりする中、感染対策としての行動制限強化が懸念されている。また、欧米で金融引き締めが長期化するとの観測もマイナス材料だ。
　なお寄り付き直後に公表された8月の製造業PMI（国家統計局などが集計）は49.4となり、前月実績（49.0）と市場予想（49.2）を上回ったが、景況判断の境目となる50は前月に続き下回っている。
　主要銘柄の値下がり率は、招商局能源運輸（601872/SH）が3.1％、中国石油天然気（601857/SH）が2.2％、長城汽車（601633/SH）が2.2％、内蒙古伊利実業集団（600887/SH）が1.7％、万華化学集団（600309/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.81ポイント（0.26％）安の308.92ポイント、深センB株指数が0.51ポイント（0.04％）安の1232.17ポイントで推移している。


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