ハンセン指数 　 　 　　　　　20084.80 +317.71 +1.61％
中国本土株指数（旧H株指数） 6851.56 +114.60 +1.70％
レッドチップ指数 　　　　　　 3564.49 +10.14 +0.29％

　4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。米株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、米景気の減速懸念後退と、米金利の低下でハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.6％高と3日ぶりに急低下した。台湾を巡る過度な地政学リスクもひとまず薄らぐ。ペロシ米下院議長の訪台に抗議し、中国人民解放軍は7日まで台湾を囲むように6カ所で大規模な実弾演習を実施する見通しだが、「本格的な軍事衝突となる可能性はかなり低い」との見方も流れている。
　個別では、電池・自動車メーカーの比亜迪（BYD：1211/HK）が3.1％高。同社は3日引け後、今年7月の営業データを発表し、新エネルギー自動車（NEV）販売台数が前年同月比221.7％増の16万2530台に拡大したと報告した。5カ月連続で10万台を超過している。
　ほか主要銘柄の値上がり率は、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が5.4％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が5.0％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が4.7％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が3.5％など。


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