ハンセン指数 　 　 　　　　　22106.69 -122.83 -0.55％
中国本土株指数（旧H株指数） 7770.76 -46.18 -0.59％
レッドチップ指数 　　　　　　 3877.74 +20.82 +0.54％

　28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反落している。米金利高が懸念される流れ。インフレ懸念が再燃する中、米10年債利回りは上昇基調を強め、再び3.20％台に乗せた。米金融当局は金融引き締めを加速させるとの見方も広がり、景気が冷やされると改めて不安視されている。ただ、下値は限定的。中国経済対策や、経済活動正常化に対する期待感が引き続き相場を下支えしている。中国人民銀行（中央銀行）のウェブサイトには、「景気回復を支援するため、緩和的な金融政策を継続する」と易綱・総裁の談話が掲載された。
　主要銘柄の値下がり率は、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が3.5％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が3.1％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が2.7％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が2.6％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が2.4％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。