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2022/10/31 10:56

本土株:上海総合は0.4%安で続落、深センB株は0.3%安 無料記事

 週明け31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.73ポイント(0.40%)安の2904.20ポイントと3日続落している。
 中国景況感の悪化が投資家心理を冷やす流れ。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。経済活動の停滞も懸念される状況。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が5.5%、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が4.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.5%、招商銀行(600036/SH)が2.4%、中国人寿保険(601628/SH)が2.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.68ポイント(0.24%)安の282.39ポイント、深センB株指数が3.13ポイント(0.29%)安の1069.24ポイントで推移している。


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