ハンセン指数 　 　 　　　　　19913.35 -90.09 -0.45％
中国本土株指数（旧H株指数） 6769.17 -25.60 -0.38％
レッドチップ指数 　　　　　　 3599.52 +5.82 +0.16％

　10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。米ハイテク株安が重しとなる流れ。昨夜の米市場では、半導体産業の業績不安が強まり、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）は4.6％安と大幅続落した。もっとも、中国の産業支援策などに対する期待感は根強く、下値を叩くような売りはみられていない。なお、寄り付き直後に公表された今年7月の中国物価統計では、消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）の上昇率がそれぞれ予想を下回った。
　個別では、光学部品メーカーの舜宇光学科技（2382/HK）が2.4％安。同社が発表した7月の営業実績では、スマートフォン用レンズの出荷数が前年同月比で14.9％減となり、3カ月連続のマイナス成長だった。ほか、主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が4.6％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が3.0％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が1.8％、比亜迪(BYD：1211/HK)が1.7％など。


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