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2022/03/09 11:02

本土株:上海総合は0.4%高で6日ぶり反発、深センB株は0.4%高 無料記事

 9日の本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.99ポイント(0.39%)高の3306.52ポイントと6日ぶりに反発している。
 自律反発狙いの買いが相場を支える流れ。上海総合指数は前日まで大幅に5日続落し、足もとでは1年4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。また、中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって(会期は11日まで)、経済対策に対する期待感も根強い。ただ、上値の重さも目立つ。ウクライナ情勢を巡る不透明感は根強く、世界経済の先行き不安もくすぶっている。なお、朝方公表された2月の中国物価統計に関しては、消費者物価指数(CPI)の上昇率が予想に一致する一方、生産者物価指数(PPI)はやや上振れた。
 主要銘柄の値上がり率は、中国核能電力(601985/SH)が4.4%、中国神華能源(601088/SH)が3.5%、国電南瑞科技(600406/SH)が3.4%、三安光電(600703/SH)が3.0%、中国建築(601668/SH)が1.5%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.94ポイント(0.34%)高の274.65ポイント、深センB株指数が4.10ポイント(0.37%)高の1102.01ポイントで推移している。


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