17日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.37ポイント（0.16％）高の3283.26ポイントと続伸している。
　景気対策に対する期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は16日、経済下支えのためマクロ経済政策を強化し、消費促進と投資拡大に向けた措置を拡大すると表明した。ただ、上値は重い。中国では猛暑の影響で電力が不足し、一部地域では計画停電が実施されている。工場操業の停止も余儀なくされる中、景気に対する影響も懸念された。
　主要銘柄の値上がり率は、中節能風力発電（601016/SH）が5.4％、華能国際電力（600011/SH）が3.1％、国電南瑞科技（600406/SH）が2.7％、中国核能電力（601985/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.03ポイント（0.01％）安の309.18ポイント、深センB株指数が0.71ポイント（0.06％）安の1268.11ポイントで推移している。


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