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2022/08/31 10:47

続落、ハンセンは279ポイント安 無料記事

ハンセン指数          19670.29 -278.74 -1.40%
中国本土株指数(旧H株指数) 6728.28 -111.89 -1.64%
レッドチップ指数        3689.37 -22.80 -0.61%

 31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。内外環境の不透明感が投資家心理を冷やす流れ。欧米では、インフレ抑制のため金融引き締めが長期化するとの見方が広がっている。景気が下押しされると懸念された。内部的にも、新型コロナウイルス対策の行動抑制強化がマイナス。実体経済に与える影響が不安視された。
 なお寄り付き直後に公表された8月の製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.4となり、前月実績(49.0)と市場予想(49.2)を上回ったが、景況判断の境目となる50は前月に続き下回っている。
 個別では、充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が10.4%安。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが先ごろ、保有するBYD株の一部を売却していたことが判明した。ほか、主要銘柄の値下がり率は、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が8.5%安、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が4.4%安、東方海外(オリエント・オーバーシーズ:316/HK)が3.6%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が3.3%安など。


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