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2022/04/26 11:01

本土株:上海総合は0.5%安で続落、深センB株は0.1%高 無料記事

 26日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.52ポイント(0.53%)安の2912.99ポイントと続落している。
 新型コロナウイルス感染対応の強化が警戒される流れ。感染が多発した北京市朝陽区では、25日からコロナ検査が実施されている。また、北京市当局は25日夜、朝陽区のほかに、11の区でも検査を実施すると発表した(26日から開始)。結果次第では、上海市と同様に事実上のロックダウン(都市封鎖)に突入する恐れもある。経済活動の縮小も懸念された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。人民元安の一服で資金流出の不安がやや薄らいでいる。中国人民銀行(中央銀行)は25日、外貨預金準備率を引き下げると発表。これを受けて対米ドルでの人民元相場は一時急上昇している。
 主要銘柄の値下がり率は、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.5%、新華人寿保険(601336/SH)が2.6%、中国太平洋保険(601601/SH)が2.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.9%、万華化学集団(600309/SH)が1.7%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.01ポイント(0.36%)高の279.25ポイント、深センB株指数が1.36ポイント(0.13%)高の1015.12ポイントで推移している。


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