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2022/08/22 10:40

反落、ハンセンは201ポイント安 無料記事

ハンセン指数          19571.94 -201.09 -1.02%
中国本土株指数(旧H株指数) 6657.77 -62.11 -0.92%
レッドチップ指数        3652.44 -1.00 -0.03%

 週明け22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米金利高が警戒される流れ。米金融当局者のタカ派(引き締めに積極的)発言を受け、連邦準備理事会(FRB)の利上げペース減速期待が後退し、19日の米10年債利回りは再び節目の3.0%に接近した。中国経済の不透明感も重し。国内では猛暑による電力ひっ迫で、一部地域の計画停電が延長されている。工場の稼働停止などにより、サプライチェーンが混乱するとの不安も高まった。
 一方、寄り付き前に公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.30%となり、予想(4.35%)以上に引き下げられたものの、実質的な政策金利と呼ばれる1年物の引き下げ幅は予想に届かなかった。
 個別では、中国民間ガス供給業者の新奥能源HD(ENNエナジー:2688/HK)が7.2%安。中間決算の18%減益が売り材料視された。ほか、主要銘柄の値下がり率は、聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が2.9%、信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)が2.9%、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ):2382/HK)が2.9%、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が2.7%など。


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