28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.05ポイント（0.23％）安の3086.81ポイントと反落している。
　人民元安の進行が懸念される流れ。28日の上海為替市場で対米ドルのオンショア人民元は7.20人民元台を突破し、2008年2月以来の元安水準で推移している。中国からの資金流出も警戒された。
　主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.7％、ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が1.5％、保利地産（600048/SH）が1.5％、長城汽車（601633/SH）が1.3％、招商銀行（600036/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント（0.10％）安の283.13ポイント、深センB株指数が1.66ポイント（0.14％）安の1156.99ポイントで推移している。


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