ハンセン指数 　 　 　　　　　22261.09 +221.54 +1.01％
中国本土株指数（旧H株指数） 7641.92 +104.76　 +1.39％
レッドチップ指数 　　　　　　 4023.94 +21.80 +0.54％

　週明け4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策の期待感が持続する流れ。官民が発表した3月の景況感指数はそれぞれ悪化し、景気不安は高まったものの、逆に当局が景気対策を強めるとの見方も広がっている。また、中国株ADRの会計検査を巡る警戒感が薄らいだこともプラス。ADR上場する企業の会計検査に関しては、中国証券当局が域外上場企業の監査規定を変更し、米側に歩み寄りをみせた。米上場廃止の不安がひとまず後退している。
　個別では、医薬品メーカーの石薬集団（1093/HK）が10.2％高。同社は3日、自主開発した新型コロナウイルスのmRNA（メッセンジャーRNA）ワクチン「SY6006」について、国家薬品監督管理局から臨床試験の認可を取得したと発表した。ほか主要銘柄の値上がり率は、網易(ネットイース：9999/HK)が4.6％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が3.7％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が3.4％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.2％など。
　なお、本土市場はきょう4日とあす5日が清明節の祝日で休場。香港市場はあす5日が休場となる。


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