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2022/09/19 16:28

中国大引:上海総合0.4%安で4日続落、ITハイテク関連に売り 無料記事

 週明け19日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比10.80ポイント(0.35%)安の3115.60ポイントと4日続落した。5月26日以来、約3カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
 先週の軟調地合いを継ぐ流れ。景気先行き不安が引き続き投資家心理の重しとなった。格付け会社のフィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年の中国国内総生産(GDP)成長率見通しを3.7→2.8%に0.9ポイント下方修正している。人民元安の進行もマイナス。外国為替市場では、オフショア人民元が再び1ドル=7.0人民元台を付けた。中国本土からの資金流出などが警戒されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の経済活動正常化期待が強まる中、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。四川省成都市は本日(19日)、新型コロナウイルス流行が落ち着いたとして、事実上のロックダウン(都市封鎖)措置を市内全域で解除する。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ITハイテク関連の下げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が7.7%安、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が6.3%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が4.4%安、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が2.3%安で引けた。
 医薬品株も安い。健康元薬業集団(600380/SH)が2.9%、華北製薬 (600812/SH)が2.0%、天士力医薬集団(600535/SH)が1.7%、人福医薬集団(600079/SH)が1.4%ずつ上昇した。
 発電・電力設備株もさえない。国電電力発展(600795/SH)が2.6%安、華能国際電力(600011/SH)が2.4%安、上海電力(600021/SH)が2.1%安、上海広電電気(601616/SH)が2.6%安、上海電気集団(601727/SH)が2.5%安で取引を終えた。素材株、不動産株、保険・証券株、海運株なども売られている。
 半面、酒造や食品飲料の銘柄群はしっかり。重慶ビール(600132/SH)が1.7%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.5%高、煙台北方安德利果汁(605198/SH)が3.7%高、安琪酵母(600298/SH)が1.7%高で引けた。エネルギー株、銀行株、自動車株、空運株、ゼネコン株も買われている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.58ポイント(0.83%)安の307.07ポイント、深センB株指数が0.23ポイント(0.02%)安の1185.24ポイントで終了した。


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