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2022/03/10 10:57

本土株:上海総合は1.4%高で7日ぶり反発、深センB株は1.7%高 無料記事

 10日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比44.31ポイント(1.36%)高の3300.69ポイントと7日ぶりに反発している。
 過度なインフレ懸念の後退で、投資家心理が上向く流れ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国による増産観測が広がり、昨夜のWTI原油先物は12.1%安と4日ぶりに大幅反落した。小麦や鉄鋼、一部の非鉄なども大幅に値下がり。足元の商品市況高による企業活動や個人消費への影響懸念がひとまず薄らいでいる。
 主要銘柄の値上がり率は、薬明康徳(603259/SH)が7.4%、聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が5.5%、隆基緑能科技(601012/SH)が4.7%、招商銀行(600036/SH)が2.3%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.94ポイント(0.71%)高の275.50ポイント、深センB株指数が17.92ポイント(1.66%)高の1095.73ポイントで推移している。


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