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2022/06/28 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で4日ぶり反落、深センB株も0.2%安 無料記事

 28日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.21ポイント(0.21%)安の3371.98ポイントと4日ぶりに反落している。
 利益確定売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策や、経済活動正常化に対する期待感が持続している。中国人民銀行(中央銀行)は資金供給を継続。人民銀は28日、リバースレポを通じ満期分との差引で1000億人民元を市中供給した。連日で資金供給を拡大させている。人民銀のウェブサイトには、「景気回復を支援するため、緩和的な金融政策を継続する」と易綱・総裁の談話が掲載された。
 主要銘柄の値下がり率は、長城汽車(601633/SH)が2.0%、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%、中信建投証券(601066/SH)が1.5%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.2%、保利地産(600048/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント(0.09%)安の307.47ポイント、深センB株指数が1.99ポイント(0.17%)安の1202.31ポイントで推移している。


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