ハンセン指数 　 　 　　　　　19873.96 +43.44 +0.22％
中国本土株指数（旧H株指数） 6730.87 +2.93 +0.04％
レッドチップ指数 　　　　　　 3598.66 -2.41 -0.07％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国の景気対策に対する期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は16日、経済下支えのためマクロ経済政策を強化し、消費促進と投資拡大に向けた措置を拡大すると表明した。また、7月の各種経済統計が下振れたことなどを背景に、金融関係者の間からは、「新たな支援策を導入し、景気対策を強化するべき」との声が相次いでいる。
　個別では、飲食ポータルサイトの美団（3690/HK）が1.5％高。前日の取引では、大株主の騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）が保有する全て、または大部分の株式を売却する計画――との情報が伝わり9.1％安と急落していたが、テンセントはその報道を否定した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が6.5％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が4.1％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が1.9％、網易(ネットイース：9999/HK)が1.5％など。


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