27日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比20.03ポイント（0.64％）高の3143.14ポイントと3日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国政府はこのところ、雇用やインフラ投資、産業支援、消費刺激などに向けた対策を相次ぎ公表している。財政部、民用航空局が26日、国内旅客航空便の運航に対する財政補助を行うと発表したほか、中国人民銀行（中央銀行）は同日、中小企業に対する融資を促進するよう商業銀行に通知した。
　主要銘柄の値上がり率は、薬明康徳（603259/SH）が5.4％、隆基緑能科技（601012/SH）が2.5％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.5％、中遠海運HD（601919/SH）が2.3％、中国石油天然気（601857/SH）が2.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.44ポイント（0.47％）高の305.18ポイント、深センB株指数が7.08ポイント（0.65％）高の1101.52ポイントで推移している。


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