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2022/07/25 13:33

香港前場:ハンセン0.8%安で反落、上海総合は0.7%下落 無料記事

週明け25日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比154.45ポイント(0.75%)安の20454.69ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が66.84ポイント(0.94%)安の7039.86ポイントとそろって反落した。売買代金は480億1440万香港ドルとなっている(22日前場は465億6420万香港ドル)。
 世界景気の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。米S&Pグローバルが22日公表した7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.5となり、景況判断の境目となる50を約2年ぶりに下回った。欧州でもユーロ圏総合PMIが予想に反し、節目の50を割り込んでいる。また、今月公表された4〜6月の中国GDP成長率は0.4%に失速し、市場予想(1.2%)を大幅に下回った。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品受託開発の薬明生物技術(2269/HK)が5.4%安、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が5.2%安、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.7%安と下げが目立った。
 セクター別では、自動車関連が安い。上記した中升集団や吉利汽車のほか、小鵬汽車(9868/HK)が7.2%、蔚来集団(9866/HK)が6.8%、理想汽車(2015/HK)が6.0%ずつ下落した。
 中国ネット株も売られる。美団(3690/HK)が3.0%安、百度集団(9888/HK)が2.4%安、阿里巴巴集団HD(9988/HK)と騰訊HD(700/HK)がそろって2.1%安と値を下げた。
 薬品セクターもさえない。上記した薬明生物技術のほか、康希諾生物(6185/HK)が2.6%安、中国生物製薬(1177/HK)が2.1%安、百済神州(6160/HK)が1.7%安で引けた。
 他の個別株動向では、粉ミルク中国最大手の中国飛鶴(6186/HK)が13.1%安。中間決算の減益予想が嫌気された。同業の中国蒙牛乳業(2319/HK)も3.6%下げている。
 半面、中国不動産セクターは急伸。龍湖集団HD(960/HK)と広州富力地産(2777/HK)がそろって6.8%高、碧桂園HD(2007/HK)が5.1%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.5%高と値を上げた。産業支援の動きが期待される。資金繰り難に直面する不動産デベロッパーを支援するため、中国政府は2000億〜3000億人民元(約4兆〜6兆円)規模のファンド創設を計画しているもよう――などと報じられた。また、資金不足などにより工事が中断した未完成住宅「爛尾楼(ランウェイロウ)」の建設再開に向け、地方政府がデベロッパーを後押しする動きが広がっていることも好感されている。
 一方、本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.71%安の3246.70ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、インフラ関連株、公益株、素材株、医薬品株、運輸株なども売られた。半面、不動産株は高い。銀行株、エネルギー株も買われた。


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