2022/05/11 11:03
本土株:上海総合は0.4%高で3日続伸、深センB株も0.4%高
11日の本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.55ポイント(0.35%)高の3046.39ポイントと3日続伸している。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。コロナ禍による景気腰折れを回避するため、政府は雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。市場関係者の強気発言もプラス。中国証券監督管理委員会の幹部は「市場リスクはコントロール可能」とし、市場に資金流入が続いていると強調した。ただ、インフレ高進が警戒される中で、上値は限定されている。朝方公表された4月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス2.1%となり、市場予想(1.8%)以上に前月(1.5%)から加速した。
主要銘柄の値上がり率は、上海復星医薬集団(600196/SH)が8.3%、聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が5.9%、万華化学集団(600309/SH)が3.1%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.9%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.9%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.81ポイント(0.28%)高の288.39ポイント、深センB株指数が3.66ポイント(0.36%)高の1033.01ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。コロナ禍による景気腰折れを回避するため、政府は雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。市場関係者の強気発言もプラス。中国証券監督管理委員会の幹部は「市場リスクはコントロール可能」とし、市場に資金流入が続いていると強調した。ただ、インフレ高進が警戒される中で、上値は限定されている。朝方公表された4月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス2.1%となり、市場予想(1.8%)以上に前月(1.5%)から加速した。
主要銘柄の値上がり率は、上海復星医薬集団(600196/SH)が8.3%、聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が5.9%、万華化学集団(600309/SH)が3.1%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.9%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.9%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.81ポイント(0.28%)高の288.39ポイント、深センB株指数が3.66ポイント(0.36%)高の1033.01ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。