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2022/09/19 17:36

香港大引:ハンセン1.0%安で続落、テック指数は2.1%下落 無料記事

 週明け19日の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比195.72ポイント(1.04%)安の18565.97ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が82.36ポイント(1.28%)安の6338.30ポイントとそろって続落した。ハンセン指数は、約半年ぶりに安値水準を切り下げている。売買代金は910億4370万香港ドルに縮小した(16日は1239億4270万香港ドル)。
 世界経済の先行きを不安視した売りが継続する流れ。世界銀行は15日、「インフレ対策で各国の中央銀行が利上げを同時に加速させているため、世界全体がリセッション(景気後退)に向かっている恐れがある」などと警告した。また、米物流大手フェデックスは先週、世界的な景況感悪化を理由に通期の業績予想を撤回。世界のサプライチェーンが打撃を受けていると連想された。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は2.1%安と他の指数をアンダーパフォームしている(構成銘柄30のうち下落27)。個別では、新興EV(電気自動車)メーカーの蔚来集団(9866/HK)が6.4%安、不動産開発業者向けソフトウエアの明源雲集団HD(909/HK)が6.3%安、動画配信プラットフォーム大手のビリビリ(9626/HK)が5.6%安と下げが目立った。
 中国不動産セクターも安い。旭輝(884/HK)が9.8%、広州富力地産(2777/HK)が6.7%、合景泰富地産(1813/HK)が6.5%、碧桂園HD(2007/HK)が3.3%ずつ下落した。
 医薬品セクターも急落。康希諾生物(6185/HK)が7.0%安、中国生物製薬(1177/HK)が6.9%安、百済神州(6160/HK)が5.1%安、薬明生物技術(2269/HK)が5.0%安で引けた。
 半面、代理店やエアライン、ホテルなど香港に拠点を置く旅行関連は物色される。東瀛遊HD(6882/HK)が11.5%高、香港中旅国際投資(308/HK)が2.2%高、国泰航空(293/HK)が1.1%高、香港上海大酒店(45/HK)が0.9%高で取引を終えた。香港域内で新型コロナウイルス流行が落ち着きを見せる中、需要回復の期待が高まっている。また、香港政府は新型コロナの水際対策を一段と緩和する方針――と伝わったことも好材料だ。
 一方、本土マーケットは4日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.35%安の3115.60ポイントで取引を終了した。ITハイテク株が安い。医薬品株、発電・電力設備株、素材株、不動産株、保険・証券株、海運株なども売られた。半面、酒造や食品飲料の銘柄群は高い。エネルギー株、銀行株、自動車株、空運株、ゼネコン株も買われた。


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