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2022/09/09 10:56

本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.3%高 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.67ポイント(0.18%)高の3241.25ポイントと反発している。
 景気テコ入れ策に対する期待感が強まる流れ。国務院が先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関しては、近く詳細が公表される見通しだ。ただ、上値は重い。行動抑制の強化がネガティブ材料だ。国家衛生健康委員会は8日、中秋節、国慶節の連休期間に当たる9月10日〜10月31日について、新型コロナウイルス防疫対策を強化する方針を表明した。
 なお、寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率が予想を下回り、前月実績から鈍化している。
 主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%、薬明康徳(603259/SH)が1.7%、中国神華能源(601088/SH)が1.6%、中国石油天然気(601857/SH)が1.1%、招商銀行(600036/SH)が1.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.84ポイント(0.27%)高の312.32ポイント、深センB株指数が0.93ポイント(0.08%)高の1210.14ポイントで推移している。


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