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2022/06/14 13:23

香港前場:ハンセン0.9%安で4日続落、上海総合は1.6%下落 無料記事

 14日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比191.27ポイント(0.91%)安の20876.31ポイントと4日続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も80.93ポイント(1.10%)安の7259.59ポイントと続落した。売買代金は701億7060万香港ドルに縮小している(13日前場は933億3210万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が嫌気される流れ。中国の新型コロナウイルス感染再拡大と米国の金利高がマイナス材料だ。行動抑制が緩和された上海市や北京市で、新型コロナの新規感染が増加。感染抑制のため、部分的な行動抑制が再び強化されている。米国では予想を大幅に上回るインフレ指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを加速させるとの観測が強まる状況。米10年債利回りは昨夜、3.36%台に急上昇し、2011年4月以来の高水準に達している。米株市場ではハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が大幅続落した。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は1.7%安と他の指数をアンダーパフォームした。個別では、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(GDSホールディングス:9698/HK)が7.4%安、ファウンドリ大手の華虹半導体(ファホンセミコンダクター:1347/HK)が7.2%安、EVメーカーの蔚来集団(9866/HK)が6.9%安と下げが目立った。
 医薬品・医療機器セクターも急落。百済神州(ベイジーン:6160/HK)が7.9%安、
康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が5.1%安、上海復星医薬集団(2196/HK)が3.1%安、上海微創医療機器人集団(2252/HK)が7.0%安、微創医療科学(853/HK)が4.7%安で引けた。
 カジノや旅行代理店などレジャー関連も安い。新濠国際発展(メルコ・インターナショナル:200/HK)が3.6%、永利澳門(ウィン・マカオ:1128/HK)が3.1%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.3%、同程旅行HD(トンチェン・トラベル・ホールディングス:780/HK)が3.1%、携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が2.7%ずつ下落した。
 物流関連の銘柄群もさえない。円通速逓国際(6123/HK)が2.9%安、京東物流(JDロジスティクス:2618/HK)が2.8%安、中通快逓(2057/HK)と中国外運(サイノトランス:598/HK)がそろって2.3%安で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.60%安の3203.62ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。医薬品株、インフラ関連株、素材株、消費関連株、不動産株、運輸株なども売られた。半面、エネルギー株は物色されている。


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