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2022/10/31 10:42

続落、ハンセンは243ポイント安 無料記事

ハンセン指数          14619.94 -243.12 -1.64%
中国本土株指数(旧H株指数) 4931.29 -97.69 -1.94%
レッドチップ指数        2896.12 -62.27 -2.10%

 週明け31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。中国経済の先行き不透明感が投資家心理を重くする流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感も悪化。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。指数は下げ幅を広げた。
 主要銘柄の値下がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が36.5%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が9.6%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が8.9%、新奥能源HD(ENNエナジー:2688/HK)が8.3%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が8.0%など。


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