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2022/05/27 13:27

香港前場:ハンセン2.8%高で反発、上海総合は0.5%上昇 無料記事

27日前場の香港マーケットは、主要66銘柄で構成されるハンセン指数が前日比556.60ポイント(2.77%)高の20672.80ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が197.08ポイント(2.87%)高の7074.29ポイントとそろって急反発した。売買代金は707億8610万香港ドルに拡大している(26日前場は532億4240万香港ドル)。
 中国ネット大手の決算上振れが投資家心理を上向かせる流れ。中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)とインターネット検索中国最大手の百度集団(バイドゥ:9888/HK)が発表した四半期決算は、それぞれ売上高が市場予想を大幅に上回った。前場はアリババ株が12.5%高、百度株が15.1%高と急伸。他のネット株にも買いが波及し、ハンセン科技(テック)指数は3.7%高と他の指数をアウトパフォームした(構成銘柄30は全面高)。中国経済対策の期待感も持続。中国政府はこのところ、雇用やインフラ投資、産業支援、消費刺激などに向けた対策を相次ぎ公表している。また、中国本土で新型コロナウイルスの新規感染数が落ち着いていることも好材料。3月下旬から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いている上海市では、6月6日から一部の学校で対面授業が再開される。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、上記したアリババのほか、バイオ医薬品の開発受託会社、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が7.6%高、ニット衣料中国最大手の申州国際集団HD(2313/HK)が6.4%高、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が5.7%高と上げが目立った。米向け売上比率が大きい申州国際集団と創科実業に関しては、米小売大手に好決算が相次いだことも刺激となっている。
 セクター別では、旅行代理店やカジノなどレジャー関連が高い。同程芸龍HD(トンチェン・イーロン・ホールディングス:780/HK)が6.8%、携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が6.6%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が4.3%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.6%ずつ上昇した。
 レストランチェーンや酒造など飲食関連もしっかり。海倫司国際HD(9869/HK)が6.5%高、百勝中国HD(9987/HK)が4.3%高、百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が4.0%高、華潤ビールHD(291/HK)が2.5%高で前場取引を終えた。
 スポーツ用品や家電など消費セクターも物色される。安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が4.8%高、李寧(リーニン:2331/HK)が4.5%高、TCL電子HD(1070/HK)が3.8%高で引けた。
 一方、本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.52%高の3139.44ポイントで前場の取引を終了した。エネルギー株が高い。消費関連株、素材株、医薬品株、金融株、運輸株なども買われた。半面、不動産株は安い。ハイテク株、公益株も売られた。



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