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2022/05/05 17:34

香港大引:ハンセン0.4%安で続落、レジャー関連売り目立つ 無料記事

 5日の香港マーケットは、主要66銘柄で構成されるハンセン指数が前日比76.12ポイント(0.36%)安の20793.40ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が19.88ポイント(0.28%)安の7117.75ポイントと3日続落した。売買代金は1007億2590万香港ドルとなっている(4日は724億4770万香港ドル)。
 中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。取引時間中に発表された4月の財新中国サービス業PMI(民間集計)は36.2となり、市場予想(40.0)以上に前月(42.0)から低下した。景況判断の分かれ目となるの50を2カ月連続で割り込み、2020年3月以来の水準に落ち込んでいる。また、首都北京市などで新型コロナウイルス感染対策のため、行動制限を強化していることも不安視された。米金融政策の不透明感後退や中国経済対策の期待感などで買い先行したものの、上値は重く、指数は引けにかけてマイナスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が5.4%安、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービス・ホールディングス:6098/HK)が3.8%安、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.3%安と下げが目立った。
 セクター別では、カジノやエアラインなどレジャー関連が安い。金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.1%、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル:200/HK)が2.3%、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が1.8%、中国南方航空(1055/HK)が4.0%、中国国際航空(753/HK)と中国東方航空(670/HK)がそろって3.7%ずつ下落した。
 中国金融セクターもさえない。中国郵政貯蓄銀行(1658/HK)が2.2%安、交通銀行(3328/HK)が1.8%安、新華人寿保険(1336/HK)が2.6%安、中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が2.4%安で取引を終えた。
 半面、石油・石炭セクターはしっかり。中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.0%高、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が0.7%高、エン鉱能源集団(1171/HK)が1.4%高、中国中煤能源(1898/HK)が0.6%高で引けた。
 他の個別株動向では、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が6.8%高。1〜3月期業績の30%増益が好感された。
 一方、連休明けの本土マーケットは4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.68%高の3067.76ポイントで取引を終了した。消費関連株が高い。医薬品株、海運株、ハイテク株、素材株、エネルギー株、防衛関連株なども買われた。半面、銀行・証券株は安い。不動産株、空運株も売られた。


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