ハンセン指数 　 　 　　　　　19258.68 -743.28 -3.72％
中国本土株指数（旧H株指数） 6516.50 -293.02 -4.30％
レッドチップ指数 　　　　　　 3631.35 -117.11 -3.12％

　休場明け10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。世界景気の鈍化懸念が投資家心理を冷やす流れ。欧米では金利高が経済成長の足かせになると悲観されている。昨夜の債券市場では、米10年債利回りが高止まりし、一時、約3年半ぶりの高水準を付けた。また、ドイツ10年債利回りは一時8年ぶりの高い水準に達している。中国貿易統計の悪化もマイナス材料。昨日公表された今年4月の貿易統計は、輸出の伸びが元建てベースで1.9％にとどまり、前月の12.9％から予想（3.1％）以上に鈍化した。ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面安で推移している。
　主要銘柄の値下がり率は、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が10.8％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が8.9％、比亜迪(BYD：1211/HK)が8.7％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が7.3％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が6.6％など。


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