17日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.53ポイント（0.15％）安の3069.22ポイントと小幅ながら続落している。
　足もとの景気落ち込みが引き続き不安視される流れ。前日公表された4月の経済統計では、鉱工業生産が2年1カ月ぶりにマイナス成長に転落し、小売売上高はマイナス幅が大幅に拡大している。経済活動正常化などの期待感で買いが先行したものの、指数はほどなくマイナスに転じた。
　主要銘柄の値下がり率は、中国南方航空（600029/SH）が2.5％、薬明康徳（603259/SH）が1.6％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.3％、保利地産（600048/SH）が1.2％、中国建築（601668/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.47ポイント（0.16％）高の291.35ポイント、深センB株指数が1.40ポイント（0.13％）高の1042.06ポイントで推移している。


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