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2022/09/19 10:40

続落、ハンセンは178ポイント安 無料記事

ハンセン指数          18583.53 -178.16 -0.95%
中国本土株指数(旧H株指数) 6353.34 -67.32 -1.05%
レッドチップ指数        3607.73 -32.18 -0.88%

 週明け19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。世界経済の先行きを不安視した売りが継続する流れ。世界銀行は15日、「インフレ対策で各国の中央銀行が利上げを同時に加速させているため、世界全体がリセッション(景気後退)に向かっている恐れがある」などと警告した。先週末の米株安も重し。世界的な景況感悪化を理由に米物流大手フェデックスが通期の業績予想を撤回し、同社株は20%超下落した。景気敏感株に売りが広がっている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国の経済活動正常化期待が支えだ。四川省成都市は本日(19日)、新型コロナウイルス流行が落ち着いたとして、事実上のロックダウン(都市封鎖)措置を市内全域で解除する。
 主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が3.2%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が2.9%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.8%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が2.5%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が2.5%など。


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