ハンセン指数 　 　 　　　　　20895.46 +198.10 +0.96％
中国本土株指数（旧H株指数） 7157.34 +74.96 +1.06％
レッドチップ指数 　　　　　　 3897.44 +18.44 +0.48％

　週明け30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。過度なインフレ懸念の後退で先週末の米株が大幅上昇したことや、中国の経済活動正常化に対する期待感が相場の支えだ。中国本土では、新型コロナウイルスの1日当たり感染者数が減少しつつある。中国最大の経済都市、上海市では、副市長が29日の記者会見で、感染対策の徹底などを条件に、6月1日以降、企業活動の全面再開を認める方針を明らかにした。また、首都北京市では29日、制限措置が一部緩和されている。
　主要銘柄の値上がり率は、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が6.2％、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK)が3.4％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が3.3％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.0％、比亜迪(BYD：1211/HK)が3.0％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。