3日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.79ポイント（0.45％）高の3499.98ポイントと反発している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国ではあす4日、重要政治イベントの「両会」（全国政治協商会議と全国人民代表大会）がスタートする。景気テコ入れに向け、各種の方針が打ち出される見通しだ。また、ウクライナ情勢や米金融政策の不透明感がやや薄らいだことも好感されている。
　主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.9％、保利地産（600048/SH）が2.8％、中遠海運HD（601919/SH）が2.0％、中国神華能源（601088/SH）が1.3％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.76ポイント（0.27％）高の279.07ポイント、深センB株指数が2.54ポイント（0.22％）安の1135.84ポイントで推移している。


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