6日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比17.95ポイント（0.53％）安の3386.07ポイントと続落している。
　新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。感染拡大が顕著な中国東部に位置する安徽省の一部で封鎖措置が導入されたことに続き、陝西省の省都・西安市でも、6日から7日間、移動制限措置がとられた。社会活動の停滞が景気を冷やすと懸念されている。原油安も逆風。WTI原油先物は8.2％安と急落し、一時、4月下旬以来の安値を付けた。関連銘柄に売りが先行している。
　主要銘柄の値下がり率は、陝西煤業（601225/SH）が4.6％、中国石油天然気（601857/SH）が3.7％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.8％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.5％、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.50ポイント（0.81％）安の307.74ポイント、深センB株指数が2.93ポイント（0.24％）高の1212.18ポイントで推移している。


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