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2022/07/28 10:44

反発、ハンセンは10ポイント高 無料記事

ハンセン指数          20680.24 +10.20 +0.05%
中国本土株指数(旧H株指数) 7100.04 +8.57 +0.12%
レッドチップ指数        3743.41 +10.41 +0.28%

 28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。米金融政策の不透明感後退で買われる流れ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、「ある時点で利上げペースを抑制することが適切になる」と発言した。また、米経済は現時点で、リセッション(景気後退)には陥っていない――とも述べている。FOMCでは予想通り0.75%の利上げが決定され、香港金融管理局(HKMA)も追随し、政策金利を2.00→2.75%に0.75%引き上げた。ただ、上値は重い。中国本土で新型コロナウイルス防疫措置が強化されていることや、近く開催されるとみられる米中首脳会談が気がかりだ。
 主要銘柄の値上がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が4.1%、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC:1876/HK)が2.2%、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が1.9%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.4%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が1.4%など。


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