24日の本土マーケットは、日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数が日比4.21ポイント（0.13％）高の3151.07ポイントと4日続伸している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国営メディアが23日報じたところによれば、李克強・首相が主催した国務院常務会議で、1400億人民元規模の追加税還付や自動車購入の規制緩和、インフラ事業の投資拡大など計33項目に上る追加景気刺激策を決定した。自動車など政策で恩恵を受ける銘柄群が物色されている。
　主要銘柄の値上がり率は、広州汽車集団（601238/SH）が9.4％、長城汽車（601633/SH）が5.3％、上海汽車集団（SAIC：600104/SH）が4.4％、中国国際航空（601111/SH）が3.5％、中遠海運HD（601919/SH）が1.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.15ポイント（0.05％）高の301.72ポイント、深センB株指数が0.74ポイント（0.07％）高の1088.23ポイントで推移している。


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