ハンセン指数 　 　 　　　　　20049.62 -32.81 -0.16％
中国本土株指数（旧H株指数） 6808.32 -15.07 -0.22％
レッドチップ指数 　　　　　　 3573.00 -9.69 -0.27％

　12日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。新規感染者数が増加しつつある中、足もとでは、製造業の拠点が集中する複数地域でロックダウン（都市封鎖）が導入されている。また、米利上げ加速の警戒感が再び強まり、昨夜の米ハイテク株が下げたこともネガティブ材料だ。中国の景気対策に対する期待感などで買いが先行したものの、上値は重く、指数はほどなくマイナスに転じている。
　個別では、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬（1177/HK）が5.8％安。同社は11日引け後、中間決算の78％減益見通しを発表した。ほか、主要銘柄の値下がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が9.1％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が4.8％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が3.4％、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が3.1％など。


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