ハンセン指数 　 　 　　　　　20784.75 -282.83 -1.34％
中国本土株指数（旧H株指数） 7240.11 -100.41 -1.37％
レッドチップ指数 　　　　　　 3729.13 -16.67 -0.44％

　14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。内外環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利高と中国の新型コロナウイルス感染再拡大がネガティブ材料だ。米10年債利回りは昨夜、3.36％台に急上昇し、2011年4月以来の高水準に達している。予想を大幅に上回る米インフレ指標を受け、「米連邦準備理事会（FRB）は利上げペースを加速させる」との観測が続いた。一方、中国の首都北京市では中心部に位置するバーで新型コロナのクラスターが発生し、13日から3日連続で大規模なPCR検査が実施されている。今月1日に実質的なロックダウン（都市封鎖）が解除された上海市でも感染者が再び増加。部分的な封鎖が相次いでいる。
　主要銘柄の値下がり率は、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が5.4％、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC：1876/HK)が2.7％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が2.4％、比亜迪(BYD：1211/HK)が2.3％など。


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