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2022/10/17 10:55

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 週明け17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.05ポイント(0.10%)安の3068.94ポイントと反落している。
 内外環境の不透明感が重しとなる流れ。米連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制のため、積極的な金融引き締め策を続けるとの観測が一段と高まっている。国内では、先週14日に予定していた9月中国貿易統計の公表を見送ったことがネガティブ材料だ。遅延理由の開示がないのは異例。16日開幕の共産党大会を前に、市場関係者からは「当局は貿易不振のデータを公表しにくい」との憶測も流れている。
 主要銘柄の値下がり率は、陝西煤業(601225/SH)が4.3%、保利地産(600048/SH)が1.6%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.52ポイント(0.17%)安の294.52ポイント、深センB株指数が2.57ポイント(0.23%)安の1137.45ポイントで推移している。


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