2022/04/29 16:38
中国大引:上海総合は2.4%高で3日続伸、中国経済対策に期待感
29日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比71.58ポイント(2.41%)高の3047.06ポイント(上海A株指数は2.40%高の3193.33ポイント)と3日続伸した。
中国経済対策の期待感が強まる流れ。中国共産党は4月29日、習近平・総書記(国家主席)の主宰で中央政治局会議を開き、足元の経済情勢と政策活動について検討を行い、成長促進のため景気刺激策を強化すると言明した。新型コロナウイルス感染対策による景気冷え込みの警戒感が根強い中、政府はこのところ、雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。メーデー連休を(本土市場は週明け5月2〜4日が休場)を控える中、朝方は様子見ムードで上値が重かったものの、指数は徐々に上げ幅を広げ、後場に入り一段高となった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、消費関連の上げが目立つ。小売の永輝超市(601933/SH)が9.9%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が8.0%高、家電の海爾智家(600690/SH)が5.6%高、酒造の青島ビール(600600/SH)が4.1%高で取引を終えた。
ITハイテク関連株も急伸。フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)がストップ高、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が8.1%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が6.1%高で引けた。
不動産株も高い。新城控股集団(601155/SH)が7.2%、緑地HD(600606/SH)が5.7%、金地集団(600383/SH)が3.3%ずつ上昇した。素材株、エネルギー株、インフラ関連株、運輸株、保険・証券株なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.35ポイント(1.87%)高の291.32ポイント、深センB株指数が28.59ポイント(2.81%)高の1044.47ポイントで終了した。
中国経済対策の期待感が強まる流れ。中国共産党は4月29日、習近平・総書記(国家主席)の主宰で中央政治局会議を開き、足元の経済情勢と政策活動について検討を行い、成長促進のため景気刺激策を強化すると言明した。新型コロナウイルス感染対策による景気冷え込みの警戒感が根強い中、政府はこのところ、雇用やインフラ投資、消費振興などに向けた対策を矢継ぎ早に発表している。メーデー連休を(本土市場は週明け5月2〜4日が休場)を控える中、朝方は様子見ムードで上値が重かったものの、指数は徐々に上げ幅を広げ、後場に入り一段高となった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、消費関連の上げが目立つ。小売の永輝超市(601933/SH)が9.9%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が8.0%高、家電の海爾智家(600690/SH)が5.6%高、酒造の青島ビール(600600/SH)が4.1%高で取引を終えた。
ITハイテク関連株も急伸。フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)がストップ高、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が8.1%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が6.1%高で引けた。
不動産株も高い。新城控股集団(601155/SH)が7.2%、緑地HD(600606/SH)が5.7%、金地集団(600383/SH)が3.3%ずつ上昇した。素材株、エネルギー株、インフラ関連株、運輸株、保険・証券株なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.35ポイント(1.87%)高の291.32ポイント、深センB株指数が28.59ポイント(2.81%)高の1044.47ポイントで終了した。