20日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比27.19ポイント（0.88％）高の3124.16ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。経済対策に対する期待感が持続し、投資家のリスク先行を強めている。中国人民銀行（中央銀行）は本日朝方、銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」を発表。1年物は3.70％と前月から据え置かれたが、住宅ローンの金利設定などに影響する5年物は4.45％と予想（4.55％）以上に前月（4.60％）から引き下げられた。
　主要銘柄の値上がり率は、華能国際電力（600011/SH）が5.6％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が2.7％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.5％、招商銀行（600036/SH）が2.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が2.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.28ポイント（0.43％）高の298.35ポイント、深センB株指数が6.88ポイント（0.65％）高の1069.23ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。