12日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.10ポイント（0.16％）高の3172.22ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日に大きく反落し、約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに値ごろ感が着目された。また、中国の政府関係部局が11日、株式市場の安定策をまとめて発表したことも好感されている。ただ、上値は重い。中国で新型コロナウイルス感染が広がる中、実体経済に対する影響が依然として懸念されている。
　主要銘柄の値上がり率は、陝西煤業（601225/SH）が3.7％、国電南瑞科技（600406/SH）が1.8％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.7％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.6％、長城汽車（601633/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.19ポイント（0.42％）高の287.63ポイント、深センB株指数が1.07ポイント（0.10％）安の1038.71ポイントで推移している。


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