週明け8日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.50ポイント（0.29％）安の3217.53ポイントと3日ぶりに反落している。
　新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。中国で新規の市中感染者数は再び増加基調となり、国内有数のリゾート地、海南省三亜市は6日、市内全域で住民らの移動制限を決定した。報道によれば、約8万人の観光客が足止めされているという。また、強い米雇用統計の結果を受け、米金融当局が金融引き締めを加速するとの見方が広がっていることもマイナス材料だ。
　主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免（601888/SH）が6.0％、聞泰科技（600745/SH）が2.3％、重慶ビール（600132/SH）が2.0％、上海錦江国際酒店発展（600754/SH）が1.7％、国電南瑞科技（600406/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント（0.22％）安の301.22ポイント、深センB株指数が2.13ポイント（0.17％）高の1249.61ポイントで推移している。


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