ハンセン指数 　 　 　　　　　21494.61 -377.40 -1.73％
中国本土株指数（旧H株指数） 7337.12 -153.25　 -2.05％
レッドチップ指数 　　　　　　 4042.32 -69.89 -1.70％

　週明け11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。中国景気の先行きが不安視される流れ。中国では新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、行動抑制の強化も続いている。上海市政府が10日発表したところによれば、市内の1日当たり新規感染は9日に2万4943人となり、事実上のロックダウン（都市封鎖）を実施しているにもかかわらず、過去最多を連日で更新した。また、米10年債利回りの上昇を受け、先週末の米ハイテク株が急反落したことも重しとなっている。
　なお朝方公表された今年3月の中国物価統計は、消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）の上昇率がそれぞれ予想を上回った。
　個別では、光学部品メーカーの舜宇光学科技（2382/HK）が8.5％安。同社が発表した今年3月の営業実績では、スマートフォン用レンズの出荷数が前年同月比8.1％減少した。マイナス成長は10カ月連続となっている。
　ほか主要銘柄の値下がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が6.6％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が5.7％、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール：291/HK)が4.9％、李寧(リーニン：2331/HK)が4.4％など。


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