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2022/04/25 10:41

大幅下落、ハンセンは579ポイント安 無料記事

ハンセン指数          20059.37 -579.15 -2.81%
中国本土株指数(旧H株指数) 6777.99 -194.39 -2.79%
レッドチップ指数        3866.15 -81.04 -2.05%

 週明け25日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。新型コロナウイルス感染の影響が懸念され流れ。中国のコロナ新規感染者数は一部で落ち着きを見せつつあるものの、政府が「ゼロコロナ」政策を推進していることもあり、行動抑制の完全解除には時間がかかると予想されている。感染が多発した北京市朝陽区では、25日以降にコロナ検査が実施される予定。結果によっては、ロックダウン(都市封鎖)に入る恐れもある。米金利高も逆風。米金融当局者からタカ派(引き締めに積極的)発言が相次ぐ中、先週末の米10年債利回りは2.9%台と高止まりし、目先の金融政策に影響しやすい2年債は2018年12月以来の高水準に達した。ハンセン指数の構成銘柄は全面安で推移している。
 個別では、招商銀行(3968/HK)が7.7%安。同行が公表した1〜3月期は13%増益にとどまっている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が5.7%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が5.3%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が4.2%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が4.1%など。


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